現在の仕事内容
Q1 - JOB DESCRIPTIONアクリルパネルの接着を担当しています。研磨された2枚のアクリルパネルの間に接着剤を流し込み積層します。接着は一発勝負なので、ごみが入らないようにアクリルパネルをクリーンな状態に保つことと、温度管理が重要です。アクリルパネルの周囲に接着剤のもれを防ぐホースを貼るのですが、これが難しくて技術の修得に苦労しました。
接着は積層のほか、バットジョイントという切断面同士の接着もあります。バットジョイントは水槽を設置する現場で行うことが多く、中国やシンガポール、インドネシアで経験を積みました。
入社の3~4年後には、思うように仕上げることができるようになって、接着の全体像が掴めたと実感できました。
印象に残っている仕事
Q2 - IMPRESSIVE WORKチャイムロング横琴海洋王国(中国)のギネスに認定された巨大な水槽のバットジョイントに携わったことが印象に残っています。中国に2~3カ月間滞在し、一度日本に帰り、また中国に2~3カ月滞在と、完成までには約3年を要しました。今まで製作してきた水槽用パネルの中でも、水槽の数も接着の数も桁違いに多く、パネルの移動だけでも大変でした。また、日本から準備していった材料が使えず現地で調達した材料を加工するといった臨機応変な対応も求められました。それだけに全てのアクリルパネルがつながったときには壮観でしたね。
将来に向けた目標やビジョン
Q3 - FUTURE GOALSNIPPURAでは資格取得を推進しているので様々な資格を取り、他部署の仕事もできるようになりたいと思っています。
アクリルパネルの移動にはフォークリフトを使用するため、入社後にクレーンの玉掛け技能講習とフォークリフト運転資格を取得しました。次は溶接の資格を取り、鉄鋼の金型製作や解体にもチャレンジしてみたいです。
NIPPURAの魅力
Q4 - ATTRACTION先輩が親身になって教えてくれることがNIPPURAの魅力だと思います。入社したときには新人2人に対して1人の先輩が付いて、研磨や切断など一通りの部署を回り、当社の品質や技術について学びました。また、当社は出張が長期になることも多いことから、他の工場の社員と交流する機会も多くあります。縦のつながりも横のつながりも強いことはNIPPURAの特徴だと思います。
職場の雰囲気
Q5 - WORKPLACE ATMOSPHERE沖縄工場には、できない人をできる人が引っ張り上げて、みんなができるようにしようという切磋琢磨の雰囲気があります。それが沖縄工場全体の技術の向上につながっていると感じています。自分自身は一番下の後輩なので、引っ張り上げてもらいながら技術力を身につけている最中です。
職場は和気あいあいとしていて、仕事終わりには何人かで連れ立って、海に夜釣りに行くことも。釣り好きの仲間とは、休み明けに釣果の話で盛り上がっています。
1日のスケジュール
Time Schedule
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8:20
朝礼
朝礼、ラジオ体操、工場全体の工程の確認 -
AM
アクリルパネルの表面のごみを除くなど接着の準備をします。
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12:00
昼休憩
工場で取っているお弁当を食べたり、移動販売の弁当屋を利用しています。 -
PM
接着作業を行います。作業終了後は、次の日に接着するアクリルパネルの準備をします。
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17:15
退社