NIPPURAのはじまり
1969
NIPPURAは創業者・敷山哲洋が「量産ではなく、一品モノを作る仕事がしたい」という思いからスタートしました。地元の屋島山上水族館(現:新屋島水族館)から魚の回遊が見られる間柱のない大型水槽を作ってほしい」という難しい依頼に挑戦、世界初のアクリル製回遊水槽を完成させました。以降、日本各地の水族館工事に関わったものの、大手メーカーとの競合で苦戦。オイルショックの影響もあり、下請けに甘んじていた時期もありました。
状況打破のために目を向けたのが海外。アメリカで営業を展開する中、由緒ある「モントレーベイ水族館」増築の入札に挑戦することに。強度テストでは勝っていたものの、価格は他社より10%ほど高い結果に、モントレーベイ水族館側の回答は「10%は技術料、その技術で良いものを作ってください」。モントレーベイ水族館に収めた「アクアウォール」は高い評価を受け、一気に「NIPPURA」の名が世界中に知れ渡ることになりました。
こんなことをしています
オンリーワンクオリティのアクリルパネルを製造
透明度の高い特別なアクリルパネル。これを加工することで巨大な水槽やさまざまな形状の水槽が出来上がります。
私たちは長年にわたって培ってきたノウハウや熟練の技とも言える技術力をフル活用し、オンリーワンクオリティの製品を作っています。
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ドーム型水槽
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ユニット水槽
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オーバル水槽
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ドーナツ型水槽
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シリンダー水槽
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超巨大
アクリルパネル水槽
ただ作るだけではありません。
NIPPURAの技術はここでも
- 01遮音版
- 02防潮堤パネル
- 03リアプロジェクションスクリーン
『ブルーオーシャン™』 - 04その他・アート作品支援
NIPPURAのここがすごい
新しいひらめきをカタチにする
企画力があります。
NIPPURAではアクアウォールの製造施工だけでなく、各分野におけるエキスパートとネットワークを構築し、世界中の水族館、動物園、ホテル、ショッピングモール、ホール等の空間デザインの企画や設計業務も手掛けています。一方、アクリルの加工技術を応用し、新たな分野にも進出。プロジェクターの投影パネル「ブルーオーシャン」や高速道路の遮音板、防潮堤の窓などの製品を生み出しています。コンクリートやガラス、石、木材などさまざまな素材に代わって活用可能なアクリル。これからも社会に役立つ高機能製品を送り出せるよう挑戦を続けていきます。
自らの経験と感覚をフル活用させた
技術力があります。
NIPPURAが製品づくりにおいて最も大切にしているのが「透明度・耐久性・安全性」です。水族館、動物園、プール等の施設は癒やしの空間であり、万が一にも事故が起こってはならない場所。私たちは長年にわたって培ってきたノウハウや熟練の技とも言える技術力をフル活用し、建物の寿命以上の耐久年数を保持した製品づくりを追及しています。
夢や希望を実現するための
夢中力があります。
どこも引き受けてくれない」「何とかしてもらえないか」という案件こそ、私たちの真骨頂。それを実現するのが「夢中力」なのです。
「お客さまの夢をカタチに」という思いのもと、持てる限りのノウハウを注ぎ込んで試行錯誤を繰り返し、難題に挑んできました。
巨大な水槽やドーム型の水槽、どこまでも広がる奥行き感をもったクラゲ用水槽などのプロジェクトが実現できたのも、「夢中力」があってこそです。
社風
グローバルな目を持って、ローカルに考える(自分の身近なことに目を配る気構え)ために、NIPPURAでは6つのキーワードを大切にしています。
6 KEYWORDs
- 01
先見力
- 02
情報力
- 03
判断力
- 04
決断力
- 05
行動力
- 06
体力
若手も活躍できる
POINT 01NIPPURAの社員は世界で活躍できる技術者集団です。好奇心を持っている人であれば年齢は関係ありません。その姿勢を応援し、何にでもチャレンジできる社風があります。
世界中がフィールド
POINT 02NIPPURAのステージはアジア、北南米、ヨーロッパ、中近東、アフリカなど世界中に広がっています。「自分たちの技術で世界一、世界初のものをつくり続けたい」という大きな夢に情熱を注ぎ続けています。
すべての子供たちに
海を学ぶ機会を
POINT 03 日本は海に囲まれた島国であることから古くから水族館など海に関わる施設や学びの場が身近に存在しています。しかし一方で世界の中では海の無い国や地域も数多くあり、海を知らない、見たこともない子供たちもたくさんいます。そんな子供たちにも海の中の世界を見せてあげたいという思いから、活動エリアを限定せず世界全域での水族館等施設の普及に貢献するべく事業展開しています。すべての国と地域で美しい海を再現するという夢に向け日々努力しています。